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  自己実現編 37. イキイキのポイント
 

やる時、始める時より止めるとき、捨てる時が大切。イキイキのポイントはここにあります。

よく、「悲しい時も笑え」とか「笑えば楽しくなる」といいますが、本当なんでしょうか。悲しい時は、泣くほうがイキイキしているように思うんです。腹が立ったときは、怒った方がイキイキしていると思います。羨ましい時、羨むほうがイキイキしていると思うんです。もしそれによって、人のイキイキを奪わないなら、イキイキしたほうがいいと思います。眠くなったら寝ればいいし酒も博打も異性を愛する事もやりたくなったらやればいいのです。

みな、心の赴くところにイキイキ・ワクワクがあり、そしてそれが減少し始めたら、サッと身を引きます。人のイキイキ・ワクワクを奪う時、必ず自分のイキイキ・ワクワクに変化が生じます。人は本来、自由でその出処進退は自在に決められる事が、イキイキ・ワクワクを高いレベルで安定させるコツなのです。

「自由が自由自在になる」とイキイキ・ワクワクはあなたのものになります。出処進退は、「出る」「留まる」「進む」「退く」の四種類の行動です。そういう意味では、「出処進」は積極的で、「退」は消極的という人がいます。笑うのは積極的で、泣くのは消極的だと思っている人がいます。病気でも働く事が積極的で、病気で寝ていると消極的だと思っている人がいます。会社がつぶれる時、「いかに潰れるのが最善か」を実行するのが積極的なのです。病気の時は養生するのが積極的なのです。

出処進退いずれの時も常に積極的というのが、自由自在に生きることです。休みは、積極的に休めばいいのです。イキイキするのは、統合している時です。積極的なのは、統合している時なのです。

積極的というもののはき違いは、よく学校や企業研修などでも見られます。人がその時、最も自由でイキイキしている時に、積極的になれるのです。

捨てるべき時、止めるべき時断るべき時には、はっきり「退く」こと。そうしたい時にはそうすることが何より重要です。やりたい時にやらないことより、止めたい時にやっているほうが、ますます問題が大きくなるものです。

ところが、「止めるのは、いつでも止められる」と思いがちです。しかし、いざ、やったことから身を引くのは大変難しいものです。いつでも「捨てられる」ことから、本当にイキイキを一定に保つ事ができるのです。

   


 

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