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  自己実現編 31. 迷い
 

心の奥底には本心という「自分の先生」があります。先生の命令に従うとイキイキします

「やろうか」「どうしようか」と迷った時、人は行動にストップがかかります。どちらにもそれなりのワケがあり、どちらにもできないワケがあります。
しかし多くの場合、頭では「やりたい」と思っているが、体がついていきません。逆に、気持ちは「やりたくない」と思っているが、まわりがやらせようとしている時です。心のある部分では「やりたい」と思い、他の部分では、「やりたくない」と思っています。
そういう時、人は「本心はどうなのか?」と聞くことでしょう。「行動は答え」なら、今、「迷っている姿」こそ本心です。つまり、今、どちらか決めたくないのです。しかしそうは言っても、迷っている時はさすがに苦しいものです。そこから抜け出したいのも本心です。

そこで心の中の「裁判官」に問題の調停をお願いしましょう。本心のさらに奥底には、例の、「黄金の仏体」があります。二十四時間眠らずフル稼動しているのです。しかし、これは普段、気が付かれないため誇りを被っています。寝ている間も、心臓は動き、血は流れています。意識的、無意識的にかかわらず、行動はすべて「心の奥にある、自分の先生」が命令しています。生きていれば必ず、イキイキはある程度あります。しかし「自分の先生」に逆らって何かしようとすると、いろいろな形で、「注意」を表現します。

それはイキイキが減少することなので、本人にはすぐ分かるのです。しかしそれを続けようとすると、事故、病気、人間関係のトラブルなどで、もっと激しく教えてくれるのです。本来、そういった注意は「有難く受ける」ものです。しかしやはり災難は有難くありません。だから苦しみの元になります。

心の先生の命ずるところが行動と合致していれば、イキイキは増大するんです。もちろん苦しみはありません。

   


 

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