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2002年3月 元品の無明 / ありがたい!と思えたらクリアー
  元品とはすべての元、心の元ということ。無明は暗いということ。
元品の無明とは物事をマイナスにマイナスに捉えてしまうことです。生まれてきた時には、元品の無明などありません。しかし、2〜3歳の頃からマイナスにしか捉えない教育をされ、いつのまにか元品の無明は大きくなってしまうのです。

本来、現象というものはあなたの思ったままに現われるものです。
ルンルンで楽しくやっている人が、「これじゃ疲れるな。ちょっと休んだほうがいいな。」と、思うと風邪を引いたり、盲腸になったりします。思いというものはそういうものです。
マイナスなように思うと、マイナスな現象が現われるのです。嫌だったら、思いを変えれば良いだけのことです。
とはいうものの、なかなか思えない。これが元品の無明なのです。この元品の無明さえ切ることができたらすべてが良く思え、すべてが良くなるのです。元品の無明を切ることができるのは、あなただけです。

宮本武蔵は相手に立ち向かう前にまず自分の弱気を切ったといいます。強そうな相手だから負けるかもしれない・・・などという様々な自分の弱気を剣に集め、それらを切ってしまったのです。負けたことがなかったのは元品の無明を切り捨てたからです。

今、困難だと思っていること、どうしてこんな風になるのだろうということは、実はとてもありがたいことなのです。肉体をつけているからこそ、現象(困難)が味わえるのです。それはとても面白く貴重なことです。
ダーッと駆け抜け、一気にゴールに到着しても面白くありません。まるで死に急いでいるようなものです。いろいろな障害があるから面白いのです。
その障害を楽しみに面白がるのです。さすればそれはとてもありがたいことです。心底そう思えたら、その困難はクリアーです。ありがたいと思えることで、元品の無明は切れ、まったく逆の現象が現われます。あなたの思ったとおりになるのです。あなたの思い(目標)が何であるのかはっきりと確認しましょう。

人生の1番の楽しみとは、自分がこよなく生成発展することです。どんな宝物を与えられるより、自分がよりよく変わっていくことが喜びです。そのままゴールするのではなく、ハードルを飛び越え、日々生成発展することが人生です。


三月 弥生(やよい) の言葉

●● 徒競走はつまらない 障害物競がおもしろい ●●

--- 春の来ない冬はない 朝の来ない夜はない ---

「早春賦」
春は名の身の 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
 
   


 

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