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2003年3月 「多くの人」に逢おう
  「多くの人に逢おう」ということです。
それによって「縁」が生じます。「人に逢う」ことと「縁」について杉浦導師と鶴田勝巳先生(経営コンサルタント)のミニ対話です。

杉浦師:「『多くの人に逢うこと』は何より大事です。いい人、悪い人、好きな人、嫌いな人、と差別なく、とにかく多くの人に逢いましょう。そこから新しい『縁』が起こるのです。」

鶴田先生:「ですが、人間は無意識的に、好きな人や得する人、社会的にいい人の方に足が向いてしまいますよ。好きな人には進んで逢いたくなるし、ツイてる人や成功者には好奇心がわきます。」

杉浦師;「そうです。しかしそれを乗り越えて多くの人に逢うのです。嫌いな人や悪い人に会いに行くのではありません。好きも嫌いもない、いいも悪いもまったくない世界が存在するのです。」

鶴田先生:「現実には同じ『波動』を持っている人しか、側によってこないでしょう。それでは、意識も変化せず、結局新しい『縁』など起きないじゃないです?」

杉浦師:「ですから、自分と他人に『変えよう』と宣言することが大事です。『意識』と『人間関係』は『縁』によって結ばれています。どちらかを変えようとすることによって、新しい『縁』が起きるのです。『意識』を変えれば『人間関係』が変わります。そして新しい結果が生まれるのです。」

鶴田先生:「まず、『いい人』と『悪い人』、『好きな人』と『嫌いな人』『偉い人』と『偉くない人』という『判断』の世界から抜け出すことが、第一歩ですね。」


      三月 の言葉 

      ● ● タ 逢 起 縁 ● ● 
                        
                  
   信州の山の中で毎日炭焼きをしている人と、
   佐渡の海で漁をして暮らしている人が旅の宿で出会った。
   「太陽はどこから出る」という話題で、
   焼きの人は「山から出て山に入る」といって聞かず、
   海で漁の人は「海から出て海に入る」と言って聞かない。
   どうしても話がまとまらぬので宿の番頭に仲介を頼んだら
   「屋根から出て屋根に入る」

   ◎人間の分別をはずした外まで出てみること


   御教歌
   ---  咲くとみて落つるもいずれあるならい
        実になる花の数は少なし   --
         
  「魚の卵の数は多いけれど、成魚となるものは少ない
   庵羅樹あんらじゅという木の花はたくさん咲けども
   実を結ぶものはごく僅かである」
    
    
 
   


 

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