物質は温度が上がるにつれて固体→液体→気体となるといいました。
通常、密度は、固体、液体、気体の順に小さくなります。
ですから、液体の上に固体が浮くことはありえません。
ですが、氷はどうでしょう?
固体の氷が液体の水に浮かびます。
これは、水だけは例外で、液体、固体、気体の順に小さくなるからです。
つまり、水は液体の時に一番密度が高く、次に氷、次に水蒸気の順になるわけです。
湖なども表面から凍るのはこのためです。
これは、水だけの特異な性質です。水はほんとに不思議です。
◆もしも、氷が水の底に沈んでしまったら??
--海や川の底に氷がどんどん堆積されてしまい、水の惑星ではなく、氷の惑星になっちゃう??-- |