HomeShopIkiwakuHelpLink
 
2002年2月 人間関係 / 困った時こそ「ありがとう」
  あなたが今、人間関係で悩んでいるとしたら、その原因は誰にあるのでしょう。もし、相手に原因があると思っていたらそれはちがいます。

人間とは人と人との間と書きます。つまり、人と人との空間が人間なのです。起こっているすべての現象は、その相手一人でもまた、あなた一人でも起こり得ません。その相手とあなたという存在があって起こるのです。それが事実です。ですから、100%相手が悪いと思っていても実は、50%は相手の責任、後の50%はあなたの責任なのです。その50%の原因、それはあなたの自縄自縛であることに気がついていないのです。
だから、その相手から離れて逃げたとしても、あとの50%の問題はあなたもちですのでその問題は、自縄自縛を開放しない限り、新しい人間関係の中でまた、現象として現われることになります。ですからそのあなたもちの問題をクリアできるのは、あなたしかいないのです。

ではどうすればクリアできるのでしょうか?
例えば大きなでんぼができたとしましょう。その時にあなたは、「何でこんなのができるのよ。嫌だわ」と思うでしょうか。それとも、「良かった、ありがとう」と思うでしょうか。

実は大きなでんぼができたということ(現象)は、とても喜ばしいことなのです。その大きなでんぼが中に潜んだままでいると、ガンになったり、病気になったりするのです。そうならないよう、体の膿を外に出してくれているのです。(あなたを守るために!)そんな有難いことを、でんぼができて、嫌だと思っているのは間違いです。苦難や困難を小さくしてくれているので、とても有難いことなのです。これが本当のことです。心から今ある現象に「ありがとう」と思えたとき、あなたのその問題は解決したのです。
しかしなかなかそうは思えないのが人間です。そんな時は事あるごとに、「ありがとう」と口に出して言いましょう。いずれ、自己変革が始まります。


二月の言葉

●● 私の香 香る匂いをつくる月 ●●

--- 雪の白き闇の暗きも咲く梅の
            香る匂いは得(え)こそかくさね   ---

雪が降って、まだ暗い闇に梅が咲いていてもどこに花びらがあるか、目には定かではなくても香る匂いで梅は確かに咲いていることがわかるものだ
 
   


 

  by Google