HomeShopIkiwakuHelpLink
 
2003年7月 「釈(ゆる)して相手を自由にすることを最も尊んだ人 釈尊 」
  「文月(7月)の言葉」です。
今回のことばは、「釈す(ゆるす)こと」がテーマです。いつものように杉浦師と経営コンサルタントの鶴田先生に話し合っていただきました。

鶴田先生:「和尚!長い!しかも2つのことが書いてある!」

杉浦師:「今回は『ニュー鶴田』ですか?」

鶴田先生:「『釈尊』という名前を出されると、荷が思いなあ。」

杉浦師:「ニュー杉浦はストーリーを語っているつもりです。」

鶴田先生:「わかっています。『破壊されたら創るしかない』ということです。でもそのまえにやることがありますね。」

杉浦師:「そうです。」

鶴田先生:「でも『釈尊』といわれてもねえ。私たちまだ悟ってないでしょ。」

杉浦師:「『なりきってみる』ことです。」

鶴田先生:「つまり、『そのつもりでやる』ということですね。『あたかも悟ったように行動すれば悟りが得られる』という意味でしょう。とにかく、まず、『釈(ゆる)すことから始めよう』と…。しかし釈(ゆる)そうが釈(ゆる)すまいが何か新しい現象が起きてしまいますね。」

杉浦師:「すべての現象は、『心の写し』です。」

鶴田先生:「現象の上では、『すべてが破壊されないと、新しく創造されません。』ね。人間も『かなりショックなことが起きて頭がまっ白にならない』と変われないです。でも実際には、サラ金の借金で苦しむ人は何度も何度も同じことを繰り返します。加害者も何度も繰り返します。変われないのですね〜。」

杉浦師:「何回でも繰り返しますね。『それから抜けちゃうこと』をしないと、何度も同じことが起きます。」

鶴田先生:「それで『釈す』んですね。」

杉浦師:「釈す』ことは起きている現象』を自由にしてあげることです。それは自分も『現象から自由になること』でもあります。すべての現象は起こるべくして起こっています。それなのに、人間は『すべてを自分の力で創造しよう』とします。本当は『その現象から自由になること』が肝心なのです。」

鶴田先生:「つまり、『起きている現象』を釈すことで、その現象から『自由自在の立場』になれるんでしょう。」

杉浦師:「それが抜けること、悟ること、釈すこと、自由になること、なのです。では、この話の続きはまた来月にしましょう。」

鶴田先生:「ストーリーが続けば…ね。」

杉浦師:「言ったでしょ!不連続が面白い!!」

●まとめ
【起きている「現象」を赦すこと。これは、その現象から自由自在になることで、たんに、相手の罪を許すことではありませんね。】

文月(七)の言葉
  
    ● ● 釈(ゆる)して相手を自由にすることを最も尊んだ人
釈尊 ● ●

21世紀は、「寛容」の時代

心が広く、よく人生を受け入れる。
人のあやまちを、とがめないで許す。

悉有仏性(しつうぶっしょう)

一切の存在は皆
そのものをそのもの
たらしめる 心を
もっている

奉祈願 自己実現

御教歌
--- 有難や 今日もひねもす法(のり)の為
明日も生きてあらば暮らさん --

  「有り難い事だ。今日も一日中*の為
明日ももし生きているならば又々
*のために暮らさしてもらおう」

法(のり)=宇宙、自然の法則
即 誰からも教わっていないのに
自然に
息ができ
心臓が活動し
大小便が出て
食べ物、飲み物が頂ける
ありがたいことだと感謝するのが法の為に生きること。

 
   


 

  by Google