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軟水器 軟水と硬水の違いについて教えてください。
 
水の硬度とは、水の中のミネラルの量を表す一つの基準で、アメリカなど世界的に広く使われているものです。WHOの定義によれば、硬度とは「石鹸との反応具合」を表すもので、硬度が高いほど石鹸と反応して、泡立ちが悪くなるということです。つまり軟水の方が泡立ちがよくなり、洗浄効果が増します。
また硬度が高い水では、長い間使っていると白い粉の様な金属塩が水道管やヤカンなどに着くといったことも起こります。それがスケールというもので、住宅の配管の寿命を縮めます。軟水だと配管にスケールは付着しません。
「硬度」を決定するのは水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量。WHOが1984年に出した水質基準では
0〜60mg軟水 60〜120mg 中程度の硬水 120〜180mg 硬水 180mg以上 非常な硬水 としています。
一般に軟水の方が野菜が煮えやすいといわれています。グリンピースは軟水のほうがシワがよらずに煮えやすいようです。しかし、すべての野菜がそうだとは限りません。アクの強いものは硬水の方がよさそうです。お肉の場合には、かなり硬水のほうがアクが取れやすいといいます。アク取りには硬水の方がいいからといって、水道水で煮るのはおすすめできません。
ここで、問題なのは硬水と言っても水に含まれている成分が問題だといえます。最近では、カルシウム、マグネシウムだけでなく水の中の他の様々な成分が野菜の煮え具合に関係するらしいということが分かってきました。水道水はミネラル類より、重金属イオンがかなり含まれています。鉄イオンなどは身体を酸化させますので要注意です。ですから、一度重金属イオンを取り除いた軟水に天然ミネラル豊富なお塩や、ぬかなどをいれてアク抜きをするほうがかなり安全で、おいしいものができます。水の硬度と言うより、天然ミネラルや、ビタミンの働きに注目したいところです。昔の人の智慧はすばらしいですね。

まめ知識"水の賢い使い分け(軟水・硬水)"
もご参考に。
 
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